独SUSEは10月2日、ソフトウェア定義型ストレージの最新バージョン「SUSE Enterprise Storage 5.5」の提供を開始すると発表した。

 Ceph Luminousリリースに基づくSUSE Enterprise Storage 5.5は、オブジェクト、ブロック、ファイルストレージを提供する単一の統合ソフトウェア定義型ストレージクラスタで、スケーラビリティと復元性の高いストレージ環境を提供する。大容量ストレージ、コンプライアンス、アーカイブ、データ保護、災害復旧、大規模データファイルアプリケーション、ビッグデータアプリケーション、HPCストレージ、クラウドストレージ、仮想マシンストレージに最適なストレージとなっている。

 今回の新バージョンでは、パフォーマンス、安定性、管理について改善を行った。さらに、openATTICの強化とOpenStackの連携により、顧客はコストを削減しつつ、オープンソースのエンタープライズストレージを大規模に導入することができる。

 また、CIFS/Samba for Cephの本番環境サポートも含んでおり、SUSE Enterprise Storageの非Linux環境(特にWindows)へのサービス機能を拡張した。さらに、業界初の異機種Cephデプロイメント(SUSE RBDとCephFSクライアント以外)のサポート、LinuxカーネルセキュリティーモジュールAppArmorのエンベデッドサポートによるセキュリティーの強化、ユーザーが事前に定義し設定したイベントをシステムが顧客に通知する機能を含んでいる。管理ガイドや導入ガイドなどのマニュアルは、SUSEのグローバル市場の成長を反映して日本語を含む各国言語に翻訳している。