日本システムウエア(NSW、多田尚二社長)は11月6日、英Armと日本企業では1社目となるArm Approved Design Partner契約を、9月27日に取り交わしたと発表した。

 Armは、世界有数の半導体IP企業で、モバイル向けではシェア90%を確立しており、スマートフォンやタブレット以外にIoTや自動車といった成長分野でもシェアを伸ばしている。Arm Approved Design Partnerプログラムは、Armの監査によりプロセス、品質基準、財務安定性についての信用性が確認された企業に認定されるもの。Armと緊密なパートナーシップを築くことで、Armからの最新情報とサポートが提供される。

 この契約により、NSWはArmプロセッサIP、ツール、モデル群の使用が可能となり、ArmベースのSoC(System-on-a-chip)開発で、市場投入までの開発期間短縮を実現できる。また、セキュリティIPを搭載することで、より強固なセキュアシステムの提供も可能となる。

 NSWでは、02年からArm認定パートナーとしてArmプロセッサコアを使用したLSI開発を行ってきた。17年12月にはArm Mbed Partnerに認定され、Arm Mbedと連携したIoTトータルソリューションとして、LSI・デバイス開発からネットワーク構築、データ解析、サービス運用までワンストップで提供している。デバイス開発の初期段階からIoT向けに最適化し、迅速な実証実験環境の構築、IoTサービスへのスムーズな移行・展開などをサポートする。

 今後もNSWは、これまでのArmベースSoC開発の実績をもとに、顧客の新たなデバイス開発サポートや付加価値向上の実現に注力していく考え。