ディー・ディー・エス(DDS、三吉野健滋社長)は11月28日、多要素認証基盤「EVE MA」が、DDSの韓国子会社DDS KOREA(John Jee社長)を通して、韓国サムスン(三星)グループ系列会社に導入されたと発表した。

 韓国でも、なりすましによる情報漏えいなどのセキュリティーに関する問題が報告されており、また、7月1日からは法定勤労時間が週68時間から週52時間に短縮されたことで、勤労時間の厳密な管理が求められるようになっている。

 その中で今回、韓国サムスン(三星)グループ系列会社では、なりすまし防止の強化に加えて、勤労時間の厳密な管理を行うことを目的として、EVE MAを導入。よりセキュアな認証を目的に、指紋認証とパスワード認証による二要素認証での運用を開始した。

 また、導入した環境には仮想化環境も含まれており、二要素認証によって、外部から接続した際の認証強化と勤労時間の担保を実現している。サーバーによる集中管理が可能であるEVE MAが、端末の仮想化を図り、また認証強化を行うというニーズにも合致していることなどから、生体認証技術の中でもDDSの認証ソリューションが採用されたという。

 なお、この案件は、韓国での認証強化と勤労時間担保というニーズに対応した最初の導入で、サムスングループ企業への展開はもとより、同様の課題をもつ韓国企業への導入を推し進め、「働き方改革」が叫ばれている日本国内でも展開を図っていく方針。