富士通マーケティング(FJM)は4月26日、富士通常務兼FJM取締役の広瀬敏男氏が、6月24日付でFJMの新社長に就任する役員人事を発表した。広瀬氏は社長就任にあたって富士通本体の役員を退任し、FJM専任となる。FJMの現社長で富士通専務・営業部門長を務める北岡俊治氏は、富士通グループを退任する予定。

富士通マーケティングの社長に就任する広瀬敏男富士通常務兼FJM取締役

 広瀬氏は1961年生まれの58歳。83年に富士通に入社、営業部門の要職を歴任し、2014年4月に執行役員に就任。昨年4月に執行役員常務に昇格、営業部門の副部門長を務め、今年1月にはグローバルコーポレート部門でグローバルマーケティング本部長に就任していた。また、2018年4月からFJMの取締役を務めている。

 富士通は昨年10月、グループ経営体制を見直し、富士通本体の役員が主要子会社の社長を兼務しガバナンスを強化する方針を発表した。FJMはグループ内で中堅企業向けのシステム構築事業を担っており、富士通本体の営業部門トップを務める北岡氏が今年1月からFJM社長を兼務する体制となっていたが、半年足らずでの社長交代となる。

 富士通広報は今回の人事の理由について、6月以降、富士通グループが時田隆仁新社長率いる新体制となるのに合わせ、経営体制を再検討した結果、営業・マーケティング経験の豊富な広瀬氏がFJM社長に適任と判断したため、と説明している。