【米ラスベガス発】米デルテクノロジーズ(マイケル・デル会長兼CEO)は、現地時間の4月29日から米ネバダ州ラスベガスでプライベートイベント「Dell Technologies World 2019」を開催している。会期は5月2日まで。4000人以上のチャネルパートナーを含め、122カ国から1万5000人以上の参加者を見込む。
 

 同社は2018年にプライベートイベント名を「Dell World」「Dell EMC World」から「Dell Technologies World」に変更し、デルとデルEMCだけではなく、ピボタル、RSA、セキュアワークス、バーチャストリーム、ヴイエムウェアを含めてグループ7ブランドの統合的な戦略や製品ロードマップなどを披露しているが、今年はここに8番目のブランドとしてデルBoomiを加えた。
 
米デルテクノロジーズのマイケル・デル会長兼CEO

 初日の基調講演で、マイケル・デル会長兼CEOがハイブリッドクラウド環境をより簡単に展開、管理できる新しいクラウドインフラストラクチャーソリューション「Dell Technologies Cloud」を発表した。

 デル会長は「デルEMC、ヴイエムウェア、ピボタルのイノベーションを核としたインテリジェントで効率的なクラウドアーキテクチャー」と説明。ヴイエムウェアの仮想化技術とデルEMCのインフラ技術を組み合わせ、パブリッククラウドとプライベートクラウド、さらにエッジコンピューティングに渡ってデータのやり取りができるようになり、一貫した運用を実現するという。

 また、米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOもゲストとして登場。「顧客のニーズによりオープンかつ柔軟に応えるために、『Microsoft Azure』上で包括的なVMware環境を提供するサービス」として、「Azure VMware Solutions」を発表した。仮想化技術市場の大きな転換点となる可能性もある。(山下彰子)