ニュース

米HPEはas a Service企業へ、ポートフォリオ全体をサービスとして提供

2019/08/05 08:00

 米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、ハードウェアベンダーからas a Service企業への移行を進める計画を発表。2022年までにポートフォリオ全体をサブスクリプション、従量課金、消費ベースのソリューションとして提供する計画だ。ハードウェアの提供も継続し、従来型モデル、サービスモデルから顧客は最適なモデルを選択できる。

 サービスモデルの中心となるのが、従量課金モデル「HPE GreenLake」だ。ミッドマーケット向けの新しいHPE GreenLakeソリューション、エッジ向けの新しいサービスなどの開発、提供のほか、CyrusOne、Equinix、Google Cloudなどとのパートナーシップの構築、既存パートナーとの連携強化を進めていく。

 また、「HPE Aruba Central」「HPE BlueData」「HPE Cloud Volumes」「HPE InfoSight」「HPE OneView」を含むサブスクリプションモデルとして提供しているソフトウェアの開発投資とイノベーションも継続して行っていく。
 
アントニオ・ネリ・プレジデント

 アントニオ・ネリ・プレジデントは、「私たちは市場の転換点に立っている。お客様はサービスとしてテクノロジーの提供を求めている。私たちはエッジからクラウドまでのポートフォリオ全体を、HPE GreenLakeポートフォリオとして提供していく。これにより市場の変革を支援していく」と話す。
  • 1

関連記事

HPE、AI管理ツール搭載ストレージ「HPE Primera」を8月に発売

マルチクラウド構築支援を強化 コンサルから保守まで一気通貫で対応へ――日本ヒューレット・パッカード

HPEも「ITとOTの統合」に進出

レノボ、消費電力に基づく従量課金制インフラサービスを開始

ハードウェアと運用を従量課金制で提供――レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ

外部リンク

ヒューレット・パッカード エンタープライズ=https://www.hpe.com/jp/ja/home.html

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>