
樹脂の硬化にUV光を使ったFull-HD対応のDLPを採用し、積層造形に吊下げ方式を採用することで、高精度、コンパクトな造形装置を実現する。ML-100はXY50μの解像度を持ち製造業での精細な部品試作などに、一方のML-80は40μの解像度で緻密な宝飾品デザインなどに適している。
両機種ともPCとの常時接続が不要なスタンドアロンタイプなので、設置場所を選ばない。PCで作成した造形データをUSBメモリを介して本体に取り込み、本体のタッチパネル上で操作することができる。
このほか、「MUTOH スライサーソフト」を利用することで造形をより平滑化させることができる。これにより高精細工業製品に求められる寸法精度や嵌めあいの検証のほか、滑らかな表面が求められる造形物が実現できる。