
職場環境をオープンスペース化する企業が増加しており、デスク周りのスペース、社員の生産性、IT投資を最大化するテクノロジーが求められている。PCの設置面積を少なくできる液晶一体型デスクトップPCは、丸ごとのメンテナンスや買い替えが必要になるというデメリットがある。
クライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部の花木郁・フィールドマーケティングマネージャーは「買い替えサイクルはPCで3~5年、液晶ディスプレイで8~10年。一体型の場合、PCのサイクルに合わせてまだ使えるディスプレイを廃棄することになる」と話す。そのため、個別にアップグレードができる柔軟性のある一体型モデルを開発したという。
OptiPlex 7070 Ultraは、モジュール型デザインを採用した薄型デスクトップPC。「ゼロフットプリント」をコンセプトに、別売の専用ディスプレイマウントに「隠す」デザインにすることで一体型モデルのように使うことができる。専用ディスプレイスタンドはVESA規格のマウントが付いており、好きなディスプレイを組み合わせることができる。

主な仕様は、CPUはモバイル向けの第8世代Coreシリーズ、Core i3-8145U/i5-8265U/i5-8365U/i7-8565U/i7-8665Uから選択できる。メモリは最大64GBまで搭載可能で、ストレージは2.5インチHDDを最大2TB、SSDは最大1TBまで搭載できる。OSはWindows 10 Pro/10 Home(いずれも64bit版)。また、Wi-Fi(無線LAN)とBluetoothはオプションで搭載できる。