エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンタ「SureColorシリーズ」の新モデルとして、11色インク搭載のフラッグシップモデル「SC-P9550」、A1Plus対応モデル「SC-P7550」、同社初のプリンタ・スキャナ一体大判複合機「SC-T5450M」など計5モデルを10月29日から順次発売する。

11色インク搭載の「SC-P9550」

 11色インク搭載モデルとして、B0Plus対応のSC-P9550、A1Plus対応のSC-P7550を用意。滑らかな階調表現と広範な色再現領域を実現する新インクセット「UltraChrome PRO12」を搭載。高品位ポスターや写真作品から、特色や広色域が求められる印刷プルーフに適している。

 また、PrecisionCore(プレシジョンコア)マイクロTFPの新ヘッドを搭載し、印刷速度は、最大印刷幅が同一サイズの当社機種と比較してA1原稿サイズ1.6分と、約2.3倍の高生産性を実現。さらに、ノズル詰まりを軽減するための防塵構造や、印刷中のインク切れを防止するバッファタンクを搭載した。

 また、Adobe PostScriptに対応する「SC-P9550PS」「SC-P7550PS」を用意。オプションでコーポレートカラーなどの指定色の簡単色合わせを実現するエプソン純正ソフトウェアRIP「Epson Edge Print」も用意した。
 
プリンタとスキャナが一体となった「SC-T5450M」

 4色インクモデルのSC-T5450Mは、プリンタとスキャナが一体となったA0Plus対応大判複合機。現行の「SC-T5MFP2」と比較し、設置面積を約20%縮小となる1.04平方メートルを実現したほか、現行のシングルロール機「SC-T5450」と比較しても同等の設置面積を実現。スペースの限られた事務所や建設現場に設置できる。

 スキャナ内部の二つのLEDが異なる角度から照射することで、折り目のある原稿でも影を目立たなくしてスキャンできる。また、スキャンデータを指定した保存先やメールアドレスに送付できる「スキャンtoフォルダー機能」「スキャンtoメール機能」に加え、USBメモリへの直接保存も可能。プリンタ本体は8GBメモリを内蔵し、長尺原稿にも対応。道路や鉄橋などの図面スキャンに役立つ。

 発売時期と税別価格は、11色インク搭載モデルが12月上旬発売予定で、SC-P9550が79万8000円、SC-P9550PSが94万8000円、SC-P7550が47万8000円、SC-P7550PSが62万8000円。4色インク搭載モデルのSC-T5450Mが10月29日の発売で、49万8000円。