石垣市、竹富町、沖縄セルラーアグリ&マルシェ、JTB沖縄、TIS、琉球銀行、八重山ビジターズビューローの7者による八重山MaaS事業連携体は、地域観光型MaaS(Mobility as a Service)の実現を目指す「八重山諸島における離島船舶、バス、タクシーによる観光型MaaS実証実験(八重山MaaS)」を11月26日から開始する。


 八重山諸島では2017年以降、観光客が130万人を超える中で、レンタカーの利用割合が50%を超え、公共交通分担率が低いという課題があった。また、チケット購入のキャッシュレス対応が十分ではない点も、観光客にとって利便性の面で課題となっていた。

 そこで、八重山MaaS事業連携体では、各種交通機関のキャッシュレスなチケット事前購入とシームレスな利用を実現し、観光需要を創出する情報が掲載されたスマートフォンのサービスを提供することで、観光型MaaSとして必要な機能、サービスを検証することにした。
 
サービス利用の流れ

 実証実験では、観光客がスマートフォンで事前に予約・決済した八重山諸島の離島船舶、バス、タクシーなど11の交通事業者の利用が可能な電子チケットを発行する。スマートフォンに格納した電子チケットを現地の交通事業者の利用環境に応じて認証することで都度の発券の必要がなく、ユーザーは八重山諸島の交通機関をシームレスに利用できる。

 「八重山MaaS」では、少人数で旅行する女性をメインのターゲットに設定し、予約や決済などの機能に加えて、観光地の写真から目的地を検索できるなど情緒的な情報を訴求するサービスを目指している。

 実証実験は2019年11月26日から20年2月29日まで実施し、利用者数、利便性、今後の利用意向などを検証する。