ネットワールド(森田晶一社長)は10月30日、「Stratoscale Day 2019 Tokyo」を開催。ハイブリットクラウド向けソフトウェアを開発するストラトスケールのジョン・マオ VP of Business Developmentを招き、同社の主力製品について解説した。

ストラトスケール ジョン・マオ・VP of Business Development

 ストラトスケールが提供するのはプライベートクラウド構築ソフトウェアのソリューション群「Stratoscale」。AWSのインフラや各種サービスと互換性のあるクラウド環境をオンプレミス上で構築できるもので、今年4月からネットワールドが代理店として国内展開している。

 近年、企業インフラのクラウドシフトが進む中、パブリッククラウドが持つコスト管理、データの安全性、ベンダーロックインの懸念といった課題が表面化している。今後は、オンプレミス環境と組み合わせたハイブリットクラウドや複数のIaaSを利用するマルチクラウドの構成が主流となるとみられる。

 一方、ネットワールドでもAWSを中心としたハイブリットクラウド戦略に注力しており、「ストラトスケールの取り組みはその一つだ」と森田社長は強調する。もともとAWSにはオンプレミス環境の構築を支援する「Outposts」があるものの、森田社長は「Outpostsではインターネットとの接続を完全に遮断できず、ロックインの懸念を完全に解消できない」と指摘。ストラトスケールではそれを解決できると語る。

 マオ VPは「Stratoscaleは真にプライベートなクラウドをIaaSとして提供しつつ、それに付随する最新のサービスを組織内で自由に扱えるようになる」と説明。「IT部門ではインフラを管理する必要がなくなり、アプリケーション部門には最新の環境を用意できる」と強調した。(銭 君毅)