Amazon Web Services, Inc.(AWS)とKDDIは、KDDIの5Gを利用したクラウドコンピューティングサービスの提供でKDDIと提携した。自動運転などデータのリアルタイム処理が必要な分野で、アプリケーションベンダーが低遅延に利用できるサービスを展開できるよう、環境を構築していく。

 AWSは現地時間の12月2日から6日まで、米国・ラスベガスでイベント「AWS re:Invent」を開催している。ここで、超低遅延が求められるモバイルアプリケーションをキャリア網内の5Gネットワークのエッジにデプロイできる「AWS Wavelength」を発表した。今回のKDDIとの提携は、このAWS WavelengthをKDDIの5Gネットワーク内に配置する、というものだ。

 この環境を構築することで、アプリケーション開発者は、現在利用しているAWSと同じ、使い慣れたAPI・ツール・機能を使用しながら、低遅延を生かしたサービスを展開することができる。

 想定している低遅延サービスは、高精細なXR(VR、ARなど)、VPS(Visual Positioning Service)、スマートファクトリー、建機の遠隔操縦や自動運転など。KDDIとAWSは、5GネットワークとAWS Wavelengthを組み合わせ、環境を構築することで、これらのサービスの実現を支援していきたい考えだ。
 
AWSが発表したグローバルの通信会社パートナー

 なお、AWSは、米国のベライゾン、英国のボーダフォン、韓国のSKテレコムとも同様の提携を結んだ。