ネットワールド(森田晶一社長)は12月17日、AWS S3と完全互換のオブジェクトストレージを開発する米Cloudianと国内初のディストリビューター契約を結び、企業やデータセンターのオブジェクトストレージによりハイブリットクラウドの導入を簡素化することを目的として「Cloudian HyperStore」の販売を20年1月上旬に開始すると発表した。

 Cloudian HyperStoreは、AWS S3と完全互換のオブジェクトストレージで、マルチクラウド化の進行と、データ容量の爆発的な増加という2つの課題を解決し、パブリッククラウドとプライベートクラウド/オンプレミスをシームレスに連携させることができる。また、複数存在するオブジェクトストレージの中でも、技術的に優れていることはもとより、日本生まれであることや、サポート本拠点が日本にあることが、日本特有の顧客の多種多様なニーズに応えることができる。

 Cloudian HyperStoreエンタープライズオブジェクトストレージは、スタンドアロンソフトウェアまたは完全統合アプライアンスとして利用でき、APIがAmazon S3と完全互換になっている点が最大の特徴。Amazon S3プロトコルに準拠しているだけでなく、複数のオブジェクトストレージをスムーズに連携してスケールさせることが可能で、パブリッククラウドや他のデータセンターに分散格納することができる。

 データのターゲットストレージがAmazon S3互換のオブジェクトストレージであれば、HyperStoreとつなぐことによって、全体を一つの超大型ストレージとして扱うことが可能で、パブリッククラウドや他のデータセンターに分散格納することができる。このため、Amazon S3対応のアプリケーションであれば、そのままのデータ形式でHyperStoreへのアクセスが可能。他のAmazon S3互換オブジェクトストレージとの間でデータ複製やデータ移行も容易で、バックアップ/アーカイブや災害復旧(DR)構成での利用も可能となっている。