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フォトロンの3D CADソフト最新版「図脳CAD3D V2」、サーフェスモデリング機能を大幅強化

2020/02/05 16:48

 フォトロン(瀧水隆社長)は2月5日、3D CADソフトウェア「図脳CAD3D」の最新バージョン「図脳CAD3D V2」を2月7日に発売すると発表した。

 図脳CAD3D V2では、要望の多かった「意匠設計機能の向上」に応え、サーフェスモデリング機能を大幅に強化した。主な新機能として、下絵画像の取り込み機能により、意匠設計担当者が手書きスケッチの輪郭をトレースしながら3D CADデータを作成することが可能となった。

 また、意匠設計担当者がデザイナー向けソフトウェアと同じ感覚でアイデアを3D CADデータに反映できるようCGソフトなどデザイン用途で使われるNURBS曲線・曲面の作成、編集機能を搭載した。NURBS要素と設計用途で使用されるスプライン要素の相互変換が可能となり、ものづくりの上流でのデータの断絶を解消する。

 さらに、デザインの品質を保持しながら、3D CADデータを編集できるよう、曲率表示やゼブラマッピングなど、高品質なデザインのための評価機能を追加した。

 3Dモデリングカーネルには、ダッソー・システムズ関連会社のスペイシャル社が提供する「CGM Core Modeler」を採用。CGM Core Modelerは、ハイエンドCAD「CATIA」が使用するカーネルで、CATIA V5/V6のネイティブデータの取り扱いが可能。また、ハイエンドならではの高度な3D演算処理能力をもっているため、自動車・航空機業界で使われるような大規模3D CADデータであっても快適に取り扱うことができる。

 部門ごと、取引先ごとに異なる3D CADソフトウェアが使われている環境であっても、3D CADデータを正しくつなぎ活用できるよう、高性能データトランスレータ「3D InterOp」を搭載。多様化するCADフォーマットのデータ互換に対応する。CATIA以外にも、SOLIDWORKS、NX、PTC Creo、Inventorといった主要3D CADソフトウェアのほか、NURBSモデラー「Rhinoceros」のネイティブデータ読込にも標準機能で対応している。

 3D CAD初心者でも短期間で操作習得ができるよう、操作履歴や拘束条件に捉われない「ダイレクトモデリング」手法を採用。多くの3D CADソフトウェアが採用する操作履歴ベースとは異なり、マウスを使って3D形状を直感的に編集・修正できる。

 税別価格は80万円。別途保守サポート(年額15万円から)の加入が必須になる。

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外部リンク

フォトロン=https://www.photron.co.jp/

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