
東芝デジタルソリューションズは、2013年にGridDBを商品化し、ビッグデータやIoTデータの大規模管理の要望に応えてきた。最新版では、少ないサーバー台数でも、ペタバイト級データをミリ秒オーダーで処理できる。関連の技術は製造現場のIoT・ビッグデータに適用され、生産性向上に活用されている。
同社は、16年からGridDBのソースコードを公開し、関連ソフトウェアとの相互接続性を高めて新しい価値を創造している。今後もオープン化を加速し、IoTやビッグデータによるデジタルトランスフォーメーションやサイバーフィジカルシステムを支えるデータベースとして、GridDBを強化する方針。