ソフトバンクグループ(孫正義 代表取締役会長兼社長)は4月2日、WeWork株式の公開買付を取りやめたと発表した。19年10月にWeWork側と売買契約を結び、最大30億米ドル分の買い付けを予定していた。「必要な条件の一部が充足されなかった」ことを理由としている。

ソフトバンクグループの孫正義
代表取締役会長兼社長

 「必要な条件」の詳細は明らかにされていないが「個別に交渉された特定の条件が充足されない場合、当社は公開買付けを完了させる必要がない旨を合意」しており、「2020年4月1日の期限までに、当該条件のうち複数が充足されませんでした」としている。

 公開買付の取りやめがWeWorkに与える影響についてソフトバンクグループは、WeWorkは過去6カ月にわたって「極めて大きな事業進捗を成し遂げている」ことを理由に「WeWorkの運営や顧客、事業及び戦略の5カ年計画並びにWeWorkの現在の従業員の大多数への影響はありません」としている。