米ガートナーは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックのなかで、財務面で生き残りを図るために、CIOが取るべき8つのアクションを発表した。


 米ガートナーでは、新型コロナウイルス感染症の及ぼす財務的な影響の多くをIT部門が実感することになるとの見解を示し、感染症パンデミックのなか、CIOは、IT部門のキャッシュフローを保護または「隔離」するために、8つのアクションを取る必要があると提言した。

 今回発表したCIOが取るべきアクションは、(1)重要度の低い支出を保留する、(2)支出増加を見越す、(3)現時点の支出の割合を減らす、(4)既存の全投資を評価する、(5)新規支出をすべて延期する、(6)既存の全支出を再評価する、(7)利用量削減に向けて交渉する、(8)代替の財務アプローチを探る、の8つとなる。

 米ガートナーのアナリストでシニアディレクターのクリス・ガンリー氏は、「経営幹部が20年に優先すべきは『成長』ではなく『生き残り』である。生き残れるかどうかは、テクノロジーを使って革新性を保ちながらキャッシュフローと収益を維持できるか否かで決まる。行動を起こさなければ、企業はこの混乱のなかを生き残れないかもしれない。また、生き残れたとしてもその後の回復は遅れるだろう」と述べている。