日本マイクロソフト(吉田仁志社長)は5月13日、東京都渋谷区がさらなる教育ICT環境の充実を目指し、区立の小中学校全26校のすべての児童生徒に9月以降順次配布する端末として、マイクロソフトの最新デバイス「Surface Go 2」の1万2500台の導入を決定したと発表した。

日本マイクロソフトのGIGA スクール構想とSurface Go 2のWebページ

 Surface Go 2は、文部科学省が「GIGAスクール構想」で示している「学習者用端末の標準仕様」をすべて満たすとともに、さまざまなデジタル教材の活用に十分耐えうる性能、ペン描画機能、高精細の両側カメラなど、これからの子どもたちに必要な機能を備えた、GIGAスクール構想「応用パッケージ」に最適なデバイス。日本マイクロソフトでは、5月12日にSurface Go 2の提供を開始している。

 渋谷区は17年9月から「渋谷区モデル」としてWindowsタブレットを区立小中学校のすべての教員・児童生徒に配布して、いちはやく児童生徒一人一台端末環境を整備し、授業や持ち帰り学習などで活用している。今回、現在利用している端末の更新を機に、さらなる教育ICT環境の充実を目指して、Surface Go 2の導入を決定した。

 また、同時に導入を決定した、1学年に1クラス分の「Microsoft クラスルームペン」と、すでに教育現場で利用されているOffice 365を含むMicrosoft 365 A5を組み合わせることで、Microsoft Power PointやMicrosoft Wordなどを使った学習をしながら子どもたちの学習過程で重要な“手書き”の要素を残したまま、最先端の教育ICT環境を拡充していくことが可能となる。

 渋谷区副区長(CIO/CISO)の澤田伸氏は、「私たちは、『渋谷区長期基本計画』の教育分野で『学校教育の充実』を一つのテーマとして掲げ、情報化が加速度的に進む社会で、さまざまなICTツールを子どもたちが安全に正しく使いこなすため国内トップクラスの教育ICT環境整備を進めてきた。新型コロナウイルス感染症の影響が中期化する脅威の下で、子どもたちの学びが後退してしまうことが懸念されているが、Surface Go 2とMicrosoft 365を組み合わせることにより、どんな状況でも充実した教育を子どもたちが受けられる環境が実現されることを期待している」とコメントしている。