米グーグルのグーグル・クラウド部門は5月14日、GCP上でVMware環境のフルマネージドサービスを提供する「Google Cloud VMware Engine」を発表した。6月末までに米国内の2リージョンで提供を開始するほか、今年下半期中に東京を含む8リージョンからも提供する予定だ。

 Google Cloud VMware Engineは「vSphere」「vCenter」「vSAN」「NSX-T」「HCX」などを含むVMware環境を数十分でGCP上に構築できるという。オンプレミスのVMware環境のクラウド移行やモダナイズ、ハイブリッドクラウド、マルチクラウドでの運用を支援する。

 同社はGoogle Cloud VMware Engineについて、「冗長化された専用の100Gbpsネットワークを備えた高性能でスケーラブルなインフラ上に構築され、エンタープライズワークロードのニーズを満たすために99.99%の可用性を担保している。ビジネスクリティカルなアプリケーションをオンデマンドでスケーリングし、ビジネスニーズを迅速に満たすことができる」としている。

 グーグル・クラウドのVMware対応としては昨年7月、パートナーである米クラウドシンプルがGCP上でVMware環境のマネージドサービスを提供すると発表した。しかし同11月にはグーグルがクラウドシンプルを買収。同社の技術をベースにグーグルの自社サービスとしてGoogle Cloud VMware Engineをリリースした形だ。(本多和幸)