インターネットイニシアティブ(IIJ)は、Amazon Web Services(AWS)を活用したシステムの導入計画支援から設計、構築、移行、運用までを統合的に行う「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」の提供を7月16日に開始した。

「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」のサービスイメージ

 IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWSは、新たにAWSを導入する顧客に向けて、「導入計画支援」「インテグレーション」「移行作業」「運用管理」のサービスを統合的に提供するもの。

 導入計画支援では、前検証(PoC)の実施から構築・移行計画の立案、運用計画を支援する。導入効果を最大化するため、「AWS Well-Architected フレームワーク」を活用し、ベストプラクティスに沿ってシステム構成と導入計画を立案する。

 インテグレーションでは、IIJがこれまでクラウド基盤でのシステム導入やSI事業で培った知見をもとに、IIJの閉域ネットワークサービスや運用管理サービスなど各種サービスを組み合わせて顧客に最適なAWSシステムを構築する。クラウド利用のガバナンス実現のためにAWSのマネージドサービス(AWS CloudTrail、Amazon GuardDuty)を標準で設定して提供する。

 移行作業では、オンプレミス環境からAWSへのシステム移行を支援し、移行計画立案から手順作成、移行作業の実施までを行う。AWSの移行ツール「CloudEndure Migration」を活用して実施する「ベーシックプラン」と、移行全体の管理をしながら状況にあった移行方法を選択し、高度な移行作業を実施する「エンタープライズプラン」の2つのプランから選択できる。さらに、クラウドリソースの見直しやコスト最適化など、移行後のフォローを行う「アフターケアパック」も用意している。

 運用管理では、AWSの監視ツール「Amazon CloudWatch」など各種AWSサービスのマネジメント・ガバナンス設定、セキュリティ設定を代行する。 また、新たに提供する「IIJ統合運用管理サービス AWSクラウドポータル」と組み合わせることで、バックアップジョブの自動化や構成管理が可能となる。なお、IIJ統合運用管理サービスでは、オンプレミスや他社クラウドの統合管理をサポートしており、他システムを含めた運用を一元化できる。

 価格は導入計画支援が30万円から(1プロジェクト)、インテグレーションが58万円から(ウェブシステム一式構築の場合)、移行作業が98万円から(1プロジェクト)、運用管理が12万5000円から。