さくらインターネットと国立遺伝学研究所は、共同研究開発や研究・人材交流など、相互協力が可能な分野で、連携・協力を効果的に実施する包括的な連携の協定を10月1日に取り交わした。協定の期間は3年間。

共同研究を行う国立遺伝学研究所の小笠原理 生命情報・DDBJセンターシステム管理部門長(左上)、さくらインターネット研究所の小西史一 上級研究員(右上)、国立遺伝学研究所の有田正規 生命情報・DDBJセンター長

 この協定に関連して、組織内研究所であるさくらインターネット研究所と、国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJセンターは、「大規模研究データのライフサイクルデザインに関する研究」に関する共同研究も開始した。

 さくらインターネット研究所では、これまで学術分野に閉じてきた研究データのライフサイクルを拡張し、安全で効率的に活用できるクラウドバックエンドの実現に不可欠なデータの作成、保存、利用、移動、同期、修正、共有、長期保管破棄などのライフサイクルに対する高度化を高い次元で実現するための研究に取り組んでいく。

 協力する国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJセンターは、米国のNCBIと欧州のEBIと協力して、世界の公共財「国際塩基配列データベース・コラボレーション(INSDC)」を構築・維持している。特許由来のDNA配列とアミノ酸配列や、日本人のゲノムデータベース(JGA)など、時代の要請に応じて、様々な生命情報データベースを公開するとともに、それらを有効に活用するための各種ツールを広く提供している。