富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、「ApeosProシリーズ」「Apeos Cシリーズ」「ApeosPrintシリーズ」のデジタルカラー複合機/プリンタ全5機種・22商品を、4月5日から順次発売する。これまでは富士ゼロックスが複合機ブランド「ApeosPort」を展開してきたが、富士フイルムBIの発足と合わせ、新ブランド「Apeos」をスタートさせる。

ApeosPro C810

 各機種のサイズに応じて10.1型、2.8型の操作パネルを搭載した。10.1型の操作パネルには、富士フイルム独自の抗菌技術「Hydro Ag+」を使った抗菌フィルムを標準装備している。

 最上位モデルのApeosProシリーズ(1機種・3商品)はプロ仕様の高画質とオフィス業務で使用する機能を両立する高機能複合機。世界で初めて(同社発表)2400×2400dpiの高解像度出力を実現したLEDプリントヘッドと、プロ市場向けモデルに搭載されているプリントエンジン技術を採用。薄紙から厚紙、はがきや長尺用紙まで印刷は可能なため、オフィスユースからカタログ、販促物などの企業内印刷まで幅広く活用できるという。

 Apeos Cシリーズ(2機種・17商品)は従来のApeosPortと同様に米国セキュリティ対応基準「NIST SP800-171」に準拠、さらに、ネットワーク接続の安全対策や、機器に蓄積されているデータの情報漏えい防止対策を強化した。具体的には、無線LANのセキュリティを強固にした新しいプロトコル「WPA3」に対応し、国際標準規格制定団体であるTrusted Computing Group(TCG)の最新規格に適合したセキュリティチップ「TPM(Trusted Platform Module)2.0」を採用したほか、機器起動時のプログラム診断機能の強化を図った。また、富士フイルムBIのクラウドストレージサービス「Working Folder」、複合機とBoxなど各種クラウドサービスを接続する「ApeosWiz Cloud Hub」と連携することで企業のクラウド活用を促進、テレワーク環境の構築を支援する。

 ApeosPrintシリーズ(2機種・2商品)はクラス最小・最軽量で、小売り・サービス業の店舗や病院受付などスペースが限られた環境への導入を目指す。

 年間販売目標は、ApeosProシリーズが3000台、Apeos CシリーズはApeos C8180シリーズが4000台、Apeos C7070シリーズが7万2000台、ApeosPrintシリーズが2500台。