北國銀行と日本ユニシスは5月3日、「BankVision on Azure」の稼働を開始した。日本ユニシスのオープン勘定系システム「BankVision」を「Microsoft Azure」上に実装したもので、フルバンキングシステムがパブリッククラウド環境で稼働するのは国内初だという。

 北國銀行はもともとBankVisionのユーザーだったが、2019年11月、自行システムのクラウド化を目的に、BankVisionの基盤にAzureを採用すると発表。2021年の稼働を目指し導入プロジェクトを進めてきた。

 BankVision on Azureは、金融機関にセキュリティ面で高い評価受けるAzure上でバンキングシステムを稼働させることで、堅牢性を維持しながら、システム運用費の削減などIT費用の適正化を実現したとしている。

 加えて、日本ユニシスのオープンAPI公開基盤「Resonatex」と連携することで、多彩なサービスと容易に接続ができる。勘定系をはじめとした各種データをクラウド上で収集、分析し、新サービスの創出などを支援する。

 北國銀行と日本ユニシスは、データ活用プラットフォームの構築も進めており、銀行データと地域データを活用した地域エコシステムの構築を目指す。また、コンテナやPaaS技術などの活用に向けた取り組みも進めていく。