矢野経済研究所は8月17日、国内の不動産テック市場を調査し、消費者向けサービスと事業者向けサービスの両面から、市場動向、参入企業動向などを発表した。、将来展望それによれば、市場規模は2025年度は20年度の2倍以上になるとした。

不動産テック市場規模推移と予測

 消費者向けサービスのBtoC領域と事業者向けサービスのBtoB領域を合算した20年度の不動産テック市場規模は、前年度比108.6%の6110億円と推計。内訳は、BtoC領域が109.6%の4852億円、BtoB領域が104.9%の1257億円だった。

 大幅な市場拡大が見込めるのは、BtoC領域でマッチングサービス市場、BtoB領域で仲介・管理業務支援/価格査定系市場と分析した。将来展望については、25年度は20年度比203.9%の1兆2461億円に拡大すると予測。そのうち、BtoC領域が20年度比で206.5%の1兆17億円、BtoB領域が194.5%の2445億円に拡大するとした。

 今後の方向性について、同社では高付加価値のサービスをワンストップで提供するために各領域における有力プレイヤー同士の連携やM&Aなどの動きが加速していくとしている。