日本ネットワーク技術者協会は、Pythonとネットワークの自動化基礎検定を22年8月から実施する。試験を実施するにあたり、寺田学氏をPythonアドバイザーとして迎える。寺田氏は、試験問題の出題範囲の策定と試験問題のレビューを行う。


 Python求人のうち、ネットワーク関連の求人が全体の4割を占めるようになった。これは、ネットワークの自動化などでPythonが中心的な技術の一つとして利用されていることと、人材育成の需要が高いことを示している。そこで今回、ネットワークの自動化を学習するエンジニアに、正しい知識と文法の理解度をチェックするための「Pythonとネットワークの自動化検定」を実施し、ネットワークの自動化を理解しているエンジニアの育成を推進する。

 Pythonアドバイザーの寺田氏は、「Pythonを活用したネットワークの自動運用のニーズが高く、人材不足との話が聞こえてきている。これからPythonを活用したネットワークの自動化を学習するエンジニアに実践的なPythonの活用を学ぶ機会を提供するため、今回の試験に対してPython技術面で支援する。この試験をきっかけに、多くのネットワークエンジニアの人々に、Pythonによるネットワークの自動化を学習してもらいたい」と述べている。

 試験グレードは、「Pythonとネットワーク自動化基礎検定」と、「Pythonとネットワーク自動化実務検定」の2段階。基礎検定の主な対象者は、配属前から配属3年目程度のネットワークエンジニアでネットワーク自動化の構築・運用を担当する人。判定基準は、出題範囲に記載された基礎的な用語知識を有すること、出題範囲に関連する基礎的な文法知識を有することとなる。試験時間は60分。設問数は40問(80問からランダム出題)となる。合格基準は7割正解。

 実務検定の主な対象者は、ネットワークの自動化構築・運用経験者。判定基準は、ネットワークの自動化に関するPythonプログラミング全般を理解していること、トラブルシューティング手法を理解していること。試験時間は60分となる。設問数は40問(80問からランダム出題)。合格基準は7割正解。

 受験料金は、税別1万2000円。試験会場は、全国300カ所のCBTソリューションズ試験会場となる。なお、本番試験に先立ち、22年春に「Pythonとネットワーク自動化基礎検定」のベータ試験を実施する予定となっている。