ソニーグループと国際協力機構(JICA)は、開発途上国の課題解決とSDGsの達成を目的とした包括的業務連携・協力に関する覚書を結んだ。


 この覚書に基づき、ソニーグループのR&Dセンターで開発・保有するセンシングなどの技術を活用し、主に「SDGs達成への貢献を目的とする実証研究」「社会課題解決に貢献するイノベーションの推進」「SDGsへの理解促進や開発途上国の人材育成」の各項目について、両社は連携・協働による活動を推進していく。

 具体的には、JICAが支援する開発途上国で、環境破壊の未然防止や河川の氾濫、山火事などの災害による予兆検知、農業・畜産業の生産性向上などが目的の実証研究をソニーグループのセンシング技術などを活用して実施する。

 また、JICAが支援する開発途上国のスタートアップ企業などに対してソニーのセンシングデバイスで取得したデータを無料開放することでイノベーションを推進し、社会課題解決につなげる。

 SDGsへの理解促進や開発途上国の人材育成については、JICAが支援する留学生に対してソニーグループでのインターンシップの機会を提供。さらに、JICAが支援する大学などに対し、ソニーグループの社員による技術指導を実施する。