デジタルアーツは、ウェブセキュリティクラウドサービス「i-FILTER＠Cloud」の導入を支援する新サービス「QuickStart for iFILTER＠Cloud」の提供を11月4日に開始した。


　デジタルアーツのグループ会社でCISOサービス（セキュリティコンサルティングサービス）を手がけるデジタルアーツコンサルティングは、QuickStart for i-FILTER＠Cloudを9月1日に提供。今回、同サービスをデジタルアーツでも販売代理店を通じて販売することになった。

　QuickStart for iFILTER＠Cloudでは、顧客が行うサーバー設定やユーザー作成、セキュリティ設定などを、業務に適した推奨設定で通常必要となるサーバー設定を最短3営業日で行い、すぐに利用スタートできるよう導入支援する。サイバーセキュリティに関する豊富な知識と、顧客ビジネスを支援するセキュリティ運用などの知見を生かし、iFILTER＠Cloudのホワイト運用を最大限に活用し、顧客ビジネスに必要なセキュリティレベルを維持しながら、業務に適した推奨設定として提供する。

　具体的には、ユーザー作成のほか、URLフィルタリング・コンテンツフィルタリングをそれぞれ設定し、要望に応じ最大五つまでのフィルターグループを作成する。また、「広報担当者のみSNSへのアクセスを許可する」など、細かな業務のニーズに応じた制御をかけるウェブサービス制御設定や、基本的な運用方法を説明する管理者向け説明会なども実施する。

　セキュリティ対策の運用人員や資源が限られている顧客であっても、i-FILTER＠Cloudを手軽に導入することが可能となる。300ライセンス以下の中小企業など、小規模ユーザーを対象として提供する。税別価格は、100ライセンスまで20万円、101から300ライセンスが40万円となる。