
実証実験では、「BIMデータを活用してデジタル空間を構築」「リアル空間のロボットをデジタル空間からリアルタイム制御・遠隔操作」「位置情報の連携」「各技術の検証」などを実施した。今後は、実証実験の成果をもとに建物から収集するデータ活用手法の標準化に向けた取り組みを進めていく。オープンな環境で誰もがセキュアに建物空間のデータを活用したアプリケーションを構築できるようにする。
さらに、NTT Comは2022年度に他都市の拠点でも同様の実験を行う予定。複数の空間をまたいだ制御やデータ利活用の検証で、広域都市空間でのデジタルツイン活用に関する検討も進めていく。