アクシスコミュニケーションズ(Axis)はネットワーク映像・音声の最新ソリューションが体験できる、没入型のバーチャル空間を備えた新しい体験スペース「東京オフィス 新アクシスエクスペリエンスセンター」を2月16日にリニューアルオープンした。
東京オフィス 新アクシスエクスペリエンスセンター
同センターでは、バーチャル空間によって物理的な制約に縛られることなくソリューションに合わせた体験を提供。「センサリースペース」では、最新の映像設備とサラウンド音響を装備。「インダストリーイマージョンゾーン」では、業界別に仮想都市を用意し、課題とAxisのソリューションによる解決策を紹介している。
「ダイブポッド」と呼ばれる四つの展示エリアでは、施設保護、交通、小売業、音声ソリューションを披露。「製品クォリティゾーン」で、耐衝撃保護等級IK10に対応するカメラの衝撃テストが体験でき、5kgの鉄球が落下してもドームが破損しない堅牢性を確認することができる。
センター内に設置した全てのデバイスは、「AXIS Camera Station」で管理。オーディオスピーカーによるBGM再生、動体検知アプリケーションと連携する音声通知、ドアコントロールデバイスを利用したAXIS Camera Station Secure Entryによる、センター内のドア制御なども操作できる。
「プロダクトウォール」では、製品検索が可能で、選択した製品のデータシートや製品動画の閲覧が可能。「トレンドトピック」では、注目コンテンツを展示し、現在、サイバーセキュリティとAIに関するコンテンツを披露している。
開所式では、スウェーデン本社のバドワイン・ペッシュ副社長アジアパシフィック地域代表が「『世界に新たな次元を追加する』というコンセプトのもと、全く新しい体験スペースとして生まれた」とアピールした上で、「さらにパートナー企業と緊密に連携していく」と述べた。(佐相彰彦)