ダイワボウ情報システム（DIS）は、三菱ケミカルシステムが保有するアルファテック・ソリューションズ（ATS）の全株式を取得することで合意した。株式譲渡実行日は4月1日を予定している。


　ATSは、ITインフラと情報系アプリケーションシステムのITライフサイクル（企画から設計・構築から運用・保守）の全領域と、それに伴うハードウェア・ソフトウェアの販売を行っている。また、PCLCM（PCライフサイクル管理）やハイブリッド、パブリック・クラウドを活用したセキュリティなど、先進的な技術を活用したサービスを医療や自治体、製造・流通、金融など幅広い顧客に提供している。

　今回、DISはATSを子会社化することにより、ITインフラ領域で独自の技術ノウハウを蓄積しているATSの知見と経験を活用して、販売パートナー支援でのサービスの開発を進め、DISグループとして高付加価値なディストリビューション事業の展開を図っていく。

　株式譲渡の完了後は、4月から新グループ体制になり、グループ各社とシナジーを創出。ITビジネスを支える企業として販売パートナーとともに事業拡大を目指す。