ニュース
シスコシステムズ、中堅・中小企業向けスイッチの新製品 ニーズに合わせた35モデルを展開
2023/10/05 16:00
週刊BCN 2023年10月09日vol.1987掲載
シスコシステムズは9月28日、中堅・中小企業向けのネットワーク製品として、「Catalyst 1200」「Catalyst 1300」の両シリーズを発売した。設定から運用までユーザー企業が自ら行うことが可能な簡易性が特徴で、事業規模やニーズに合わせて選べる35製品を展開。セキュリティ製品も新たに提供し、中堅・中小企業向けの販売を強化する。
Catalyst 1200/1300シリーズは、中堅・中小企業に最適なネットワークスイッチ。製品ポートフォリオを拡充する狙いがあり、ニーズに合った性能や価格帯を選択できるように幅広い製品を用意した。価格は2万円台から。代理店経由に加え、Amazon.co.jpなど四つのマーケットプレイスでも販売する。
新製品の特徴について、石黒圭祐・執行役員SMB・デジタル事業統括は「専門のエンジニアがいなくても、購入から設定、管理まで導入企業がDIYでできる。管理はスマートフォンのアプリで行えるため運用が簡単だ」とアピールし、「エンタープライズ向けの製品を単に性能や価格を下げたものではなく、性能やサポートはそのままに、中堅・中小企業向けに機能を絞ってニーズに合うかたちにした」とコンセプトを語った。
同社はこれまでも中堅・中小企業向けのネットワーク製品を販売してきたが、「当社で最も知名度のあるブランドとして、Catalystに統一した」(石黒執行役員)と方針を説明。これまでブランドによって分かれていた販売ルートも一本化していくという。
また同社は、中堅・中小企業向けのネットワークセキュリティ製品として「Cisco+Secure Connect」を発売した。クラウドアプリケーションとして提供する。すでに発表している「Cisco Secure Access」はエンタープライズ企業向けで、新製品は中堅・中小企業向けにパッケージングし直した。
中堅・中小企業のセキュリティの実態について「簡単で分かりやすく、生産性を確保することが求められているが、限られた人員の中で運用管理が煩雑になっているのが課題」(石黒執行役員)と分析。また、ネットワーク型のセキュリティ脅威が広がっていることに対応するため、ネットワークを起点に、広く網羅的に対応できるセキュリティ製品として提案していく。
石黒執行役員は「どちらも、中堅・中小企業のニーズに合わせた製品になっている。パートナーと一緒に、安全なネットワークとハイブリッドワークの実現のためにまい進していきたい」と意気込んだ。
(堀 茜)
シスコシステムズは9月28日、中堅・中小企業向けのネットワーク製品として、「Catalyst 1200」「Catalyst 1300」の両シリーズを発売した。設定から運用までユーザー企業が自ら行うことが可能な簡易性が特徴で、事業規模やニーズに合わせて選べる35製品を展開。セキュリティ製品も新たに提供し、中堅・中小企業向けの販売を強化する。
Catalyst 1200/1300シリーズは、中堅・中小企業に最適なネットワークスイッチ。製品ポートフォリオを拡充する狙いがあり、ニーズに合った性能や価格帯を選択できるように幅広い製品を用意した。価格は2万円台から。代理店経由に加え、Amazon.co.jpなど四つのマーケットプレイスでも販売する。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料)
ログイン
週刊BCNについて詳しく見る
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
- 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…