トゥモロー・ネットは10月18日、最新型「ナビゲーション型」対話AIソリューション「CAT.AI（キャットエーアイ）」の業種別パッケージ製品の販売を開始すると発表した。10種類の業種ごとにユースケースを設定し、個別のユーザーナビゲーションシナリオを生かした、低価格のパッケージ製品を市場展開することで、これまで高かったボイスボット製品の導入のハードルを下げ、多くの企業・自治体での導入を目指す。


　昨今ライフスタイルが大きく変化するなか、非対面による企業とユーザーとの接点としてAIの担う役割がより重要になりつつある。さらに、「コールセンターオペレーターの負荷・負担が大きいのでAIで効率化したい」「人件費、工数が多くかかってしまう課題をAIで解決したい」「AIを使って24時間365日問い合わせ対応を可能にしたい」など企業側のニーズも高まっている。

　しかし、ボイスボットのような音声対話AIシステムがまだ人の生活に馴染んでいない現状や、AIの音声認識品質の課題、さらには高額な導入費用に対しての費用対効果への躊躇から、導入に踏み切れていない企業・自治体も多くある。今回、同社では、こうした現場の思いをうけて、「高品質」「低価格」「短期間導入可能」な業種向けパッケージ製品を開発した。