ニュース
富士通、x86サーバーなどの事業を富士通エフサスに統合 新社名は「エフサステクノロジーズ」に
2023/12/27 16:25
週刊BCN 2024年01月15日vol.1998掲載
富士通は12月26日、サーバーやストレージなどハードウェア製品の製造・販売にかかわる機能を2024年4月1日付で富士通本体から分離し、保守サービスなどを手がける富士通エフサスに統合すると発表した。統合のタイミングで富士通エフサスは「エフサステクノロジーズ」に社名変更し、富士通グループのハードウェア事業会社として新たなスタートを切る。統合によってエフサステクノロジーズの社員数は約7500人となる予定で、社長には富士通の保田益男・執行役員が就任する。
富士通エフサスへの統合の対象となるのは、x86サーバー「PRIMERGY」「PRIMEQUEST」、ストレージ「ETERNUS」、ネットワークサーバー「IPCOM」などのネットワーク/テレフォニー製品に関する開発・製造・販売・保守機能。加えて、法人向けPCの直販機能も移管する。また、富士通エフサスが行っていたメインフレーム、UNIXサーバーの保守サービス(それぞれ35年度、34年度に終了予定)とインフラ構築サービス事業は、富士通本体が引き継ぐ。
新体制への移行後、ハードウェア製品の販売と保守サービスはエフサステクノロジーズが担当し、システム構築やマネージドサービスは富士通本体が提供する形態となる。
富士通は今回の体制変更について、開発から製造・販売・保守に至るまでの機能を統合することによる事業基盤の強化、経営責任の明確化、経営判断の迅速化などが目的と説明。新社名からは「富士通」の冠が外れるが、新会社が自立して事業を運営する姿勢や、より広範なパートナーシップによって新たなビジネスを開拓していく考えが込められているという。(日高 彰)
富士通は12月26日、サーバーやストレージなどハードウェア製品の製造・販売にかかわる機能を2024年4月1日付で富士通本体から分離し、保守サービスなどを手がける富士通エフサスに統合すると発表した。統合のタイミングで富士通エフサスは「エフサステクノロジーズ」に社名変更し、富士通グループのハードウェア事業会社として新たなスタートを切る。統合によってエフサステクノロジーズの社員数は約7500人となる予定で、社長には富士通の保田益男・執行役員が就任する。
富士通エフサスへの統合の対象となるのは、x86サーバー「PRIMERGY」「PRIMEQUEST」、ストレージ「ETERNUS」、ネットワークサーバー「IPCOM」などのネットワーク/テレフォニー製品に関する開発・製造・販売・保守機能。加えて、法人向けPCの直販機能も移管する。また、富士通エフサスが行っていたメインフレーム、UNIXサーバーの保守サービス(それぞれ35年度、34年度に終了予定)とインフラ構築サービス事業は、富士通本体が引き継ぐ。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料)
ログイン
週刊BCNについて詳しく見る
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
- 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…