ギブリーとSB C＆Sは7月16日、AI（人工知能）ビジネスでの協業を強化し、企業のAI活用をさらに推進していくことを発表した。

　AIは多くの企業で急速に導入が進んでおり、業務効率化やコンテンツ制作、カスタマーサービス、人材育成・教育などさまざまな分野で導入ニーズが高まっている。ギブリーは、企業のDXを支援するプラットフォームやツールを開発し提供している。「MANA Studio（マナ スタジオ）」は、AIを活用したオペレーションDXを実現するためのプラットフォームとなっている。

　SB C＆Sは、国内外のAI関連企業との連携を通して先進的なAI技術を活用したソリューションをいち早く取り入れ、それらを組み合わせることで業界や企業が直面するさまざまな課題解決をサポートしている。MANA Studioの取り扱いにあたり、これまで培ってきたIT流通の豊富な実績・ノウハウと、全国約1万5000社の販売ネットワークを活用して、企業のDXを加速させ、社会全体の発展に貢献していく。

　今回の協業では、AIに関する幅広い知識と経験をもつギブリーとの包括的なアライアンスのもと、両社の知見を共有し、AIビジネスを拡大する。また、SB C＆Sはソフトバンクのグループ企業として、社内定型業務の自動化など自社内でもAIを積極的に活用して業務効率化を図っている。今後、ギブリーの技術支援を通して、SB C＆S社内のAI活用をさらに拡大し、実践例を作り出していく。