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Keeper、AIエージェントと連携可能な新機能をシークレットマネージャーに追加

2025/07/31 15:28

 Keeper Security APAC(Keeper)は、Keeperシークレットマネージャーに対応した新機能「モデルコンテキストプロトコル(MCP)」を発表した。MCPは、AIエージェントとの連携による業務自動化を可能にしながら、厳格なセキュリティー・アクセス制御・コンプライアンス要件を確実に維持できる新たな統合機能となる。

 この機能により、顧客は自社で使っているAIアシスタント(ローカルやクラウドで動くチャットボットなど)を、Keeperシークレットマネージャーと管理された条件下で安全に連携させることができる。KeeperのMCPを使うことで、AIアシスタントがKeeperボルト(保管庫)に保存されたパスワードやAPIキーなどの機密情報(シークレット)を必要なときに取り出したり、管理したりできる。その際もKeeperの「ゼロトラスト」と「ゼロ知識」設計はしっかり守られる。

 最近では、業務の効率アップのためにAIアシスタントを使う企業が増えているが、「AIとどう安全に連携させるか」が大きな課題となっている。たとえAIがゼロ知識の外で動いていても、Keeper側では中身を一切見ることができない仕組みになっている。MCPは、こうしたAIとのやり取りを「安全に、しかも監査可能な形で」実現する架け橋となる。

 MCPは、Keeperの統合プラットフォームKeeperPAMの一部として提供され、Keeperシークレットマネージャーはハードコードされた認証情報の排除やパスワードの自動ローテーション、インフラシークレットの保護を実現する。
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外部リンク

Keeper Security APAC=https://www.keepersecurity.com/ja_JP/

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