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都築電気、日本ヒューレット・パッカードとのパートナーシップを強化
2025/08/06 14:08
現在、多くの企業が推進するDXにともない、企業内システムのクラウド化が進んでいる。ICTサービスの提供側であるベンダー各社も、オンプレミス環境(社内所有)向けのハードウェア製品を縮小しクラウドへ移行する戦略をとっている。しかし、「外部環境に左右されないサービス品質を維持したい」「社外に移行できないデータがある」などの理由から、オンプレミス環境に対する一定のニーズは残ると想定される。
こうした状況のなか、都築電気では、オンプレミスへの提案・保守ニーズに対する選択肢を維持しつつ、クラウドサービス拡大との両立を図っていくため、オンプレミス/クラウドの双方に強みをもち、ハイブリッドクラウドの実績が豊富なHPEとのパートナーシップ強化に至った。
今回、従来の販売店契約よりも上位の販売特約店契約を締結し、Silverパートナーのグレードを取得した。「高い技術力と提案力、豊富なソリューション提供実績をもつパートナー」という立ち位置で、HPEとの合同提案や、HPE製品を活用したより魅力ある提案が可能となる。
また、HPEのディストリビューションパートナーでもあるダイワボウ情報システム(DIS)を交えた3社での連携が可能になる。都築電気のもつ技術力、提案力とともに、全国規模の流通基盤をもつDISのサプライチェーン機能とのシナジーを有効活用することで、さらに幅広い顧客ニーズに迅速・的確に応えられるようになる。
パートナーシップ強化の目的である「オンプレミス/クラウドの双方での選択肢の多様化、ハイブリッドクラウド対応」を実現するため、都築電気のICT運用マネジメントサービス「TManaged Service」と「HPE GreenLake」を組み合わせ、より網羅性を高めたサービス提供を行う。HPE GreenLakeによる「リソース増加への迅速な対応」「運用負荷軽減」「月額従量課金」「インフラ統合管理」を同サービスに組み合わせることで、多様な選択肢から顧客環境に合わせた有効な提案が可能となる。
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