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NTTドコモビジネス、分散DC間の大容量データ転送、高速化に成功 「IOWN APN」の最新実証を解説

2025/09/11 09:00

週刊BCN 2025年09月08日vol.2074掲載

 NTTドコモビジネスは8月27日、通信ネットワークの全ての区間で光ベースの技術を導入する「IOWN APN」を用いた最新の実証実験について説明会を開いた。広帯域かつ伝送装置不要の技術と、独自に開発したデータ転送ツールを世界で初めて組み合わせ、分散したデータセンター(DC)の複数サーバー間で高速大容量のデータ転送に成功したとした。

 データ転送実証は、長距離・大容量・高速な光通信が可能な伝送規格800G-ZRと、「RDMA転送ツール」を用いて離れたDC間で実施した。800G-ZRは半導体技術の進化により小型モジュールに搭載できるようになったため、伝送装置を省き電気と光の変換ポイントを減らせる。RDMA転送ツールは、通信先サーバーのメモリーに直接アクセスすることでCPU消費を抑えられる技術を、長距離利用時でも品質が低下しないよう同社が独自に改良したツール。実験の結果、従来のデータ転送方式と比べて▽転送時間が最大で約6分の1▽約8倍の帯域性能▽CPU利用率を最大5分の1に削減─の3点を実現した。

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NTTドコモビジネス=https://www.ntt.com/index.html

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