今後の製品ロードマップも説明した。セキュリティーベンダーとの連携を深める方針で、XDR(Extended Detection and Response)や、SIEM(Security Information and Event Management)といった製品との連携を推進する。バックアップに関する業務負荷の減少をサポートする機能も開発する方針。米Arcserve(アークサーブ)のクリス・バベルCEOは「スピード感を持ってマーケットにイノベーションを提供するのが当社の大きな使命だと考えている。AIを活用した機能のローンチを2025年末までに予定しており、期待してほしい」と呼び掛けた。
(大畑直悠)
arcserve Japanは9月3日、記者説明会を開き、イミュータブル(書き換え不能)ストレージの新製品として「Cyber Resilient Storage(CRS)シリーズ」の提供を開始したと発表した。バックアップ製品「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」のデータ保護に特化したソリューションで、昨今のランサムウェア攻撃がバックアップデータまで攻撃対象とする傾向がある背景から投入した。パートナーとの連携で拡販を目指す。