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Sky、「SKYDIV Desktop Client」の新バージョン「Ver.7.2」
2025/09/30 14:16
「SKYDIV Desktop Client」は、シンクライアント環境(仮想環境)を一元管理することで、企業・組織の安全で効率的なデータ運用をサポートする。組織内のサーバーでセキュアに管理された機密データをPC上で業務利用しなければならない場合でも、シンクライアント環境を介して取り扱うことで物理端末上にデータを残さず、漏えいリスクを軽減できる。日々の運用をサポートする管理画面は、ユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が簡単に行えるように、使いやすさにこだわった設計・画面構成となっている。
最新のSKYDIV Desktop Client Ver.7.2では、仮想GPUで動画編集などの高負荷作業を快適に行える仕組みや、仮想環境のスムーズな構築をサポートするIPアドレスの自動割り当て機能などを搭載。顧客の運用環境により柔軟に対応できるよう、さらに進化した。
主な機能として、SKYDIV Desktop Clientサーバー上のGPUを仮想的に分割し、各仮想端末で利用可能となった。CADや3Dモデリング、動画編集などの高負荷なグラフィック処理を必要とする作業を、仮想端末上で快適に行うことができる。
あらかじめIPアドレスの範囲を指定しておくことで、各仮想端末への割り当てが自動で行える機能を搭載。別途DHCPサーバーを利用しなくても、SKYDIV Desktop Client上で一元管理できるため、仮想端末の追加や設定変更がスムーズに行える。
CSV形式のファイルによる一括設定で、複数の仮想端末へのユーザー割り当てをまとめて変更可能となった。新年度など従業員の異動が多く発生する時期に、PC利用環境の切り替えをスムーズに実施できるように運用管理をサポートする。
管理画面の検索性をさらに向上。複数台のサーバーで仮想端末を管理している場合に、サーバーを複数選択した状態で端末を一度に絞り込める。大規模な運用環境でも、端末の特定や台数の把握が効率的に行える。
SBC(RDS)方式を使用する場合に、仮想環境への接続中にサーバー障害が発生しても、ユーザー自身でサーバーを切り替えて継続利用できる仕組みを用意。画面上のメッセージに従って操作するだけで接続が完了するため、管理者に問い合わせる手間もかからない、としている。
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