セールスフォース・ジャパンは3月5日、記者説明会を開き、買収した米Informatica(インフォマティカ)のデータ管理基盤とAPI連携基盤「MuleSoft」、データ活用基盤「Data360」を組み合わせたAIエージェントの活用支援を推進する方針を示した。信頼できるコンテキストを伴ったデータをAIエージェントが活用できるようにし、AIエージェントの正確な出力を後押しする。
三戸 篤 専務
同社は3月1日付でインフォマティカ・ジャパンと組織を統合した。専務執行役員の三戸篤・製品事業統括本部事業統括本部長は「AIエージェントは大量のデータさえあれば正しく機能するわけではない。いかにデータを統合しカタログをつくれるかが問題」と指摘。その上でインフォマティカ製品を同社の製品群におけるデータマネジメントを担う中核製品に位置づけた。
具体的には、インフォマティカ製品の大規模なデータ変換やメタデータ管理、データの更履歴の追跡、表記揺れや重複を排除する機能を活用してマスターデータを作成。このマスターデータをAPI連携を担うMuleSoftによって、必要なアプリケーションにリアルタイムで配信できるようにする。また、Data360を通して、AIエージェントにマスターデータを連携する。
小澤泰斗 常務
常務執行役員の小澤泰斗・インフォマティカ事業部営業統括本部長は「MuleSoft、Data360と三位一体となって、データのコンテキストを活用できるようにする」と意気込んだ。
(大畑直悠)