米Cybereason(サイバーリーズン)日本法人は4月23日、記者説明会を開き、事業方針を説明した。2025年11月に米本社とMSSP(マネージドセキュリティーサービスプロバイダー)の米LevelBlue(レベルブルー)の合併が完了したことを受け、今後は両社の連携強化や製品開発などを推進する方針を示した。国内のビジネスについて桜田仁隆社長は「日本市場ではパートナーは大きな強みだ。引き続き主軸に置いて展開していく」と述べた。
桜田仁隆 社長
レベルブルーは、マネージドセキュリティーサービスやインシデントレスポンスサービスなどを展開する大手MSSPだ。合併後は、EDR(Endpoint Detection and Response)やEPP(Endpoint Protection Platform)といった既存製品の機能拡張を行う。桜田社長は「EDRとEPPは日本法人の中心事業であり、ベストな製品を出していく」と力を込めた。将来的には、両社の脅威インテリジェンスの相互連携や、新製品・サービスの開発に取り組む。既に、サイバーリーズンの技術をベースにセキュリティー運用監視プラットフォーム「LevelBlue Indigo Security Platform」の開発など、協業が進んでいるとした。桜田社長は「総合セキュリティーソリューション会社を目指していく」と展望した。
パートナービジネスでは、技術トレーニングの提供やマーケティング支援、共同販売活動の推進を強化するほか、エコシステムの拡充による市場のカバレッジの向上、協業体制の強化に取り組む。近年、パートナー経由での販売が伸長しているとし、この流れを加速させたい考えだ。
ビジネスの近況については、これまで顧客の大半が大企業だったが、中堅・中小企業向け製品へのニーズの高まりなどを受けて、この1年で顧客層が拡大していることを明らかにした。
(岩田晃久)