昭電は4月16日、都内で「第61期品質シンポジウム」を開催した。品質・コスト・納期(Quality ・Cost ・Delivery :QCD)の向上をテーマに方針や取り組みを共有し、パートナー企業との連携に引き続き注力する姿勢を示した。
品質保証部は、品質向上に向けた取り組みとして、各生産部門の目標達成に向けた施策と達成状況を共有する「製品品質保証担当者会議」の定期開催などを挙げた。また、毎年部門相互に内部監査を実施することで、品質マネジメントシステムの有効性を確認し、必要に応じて是正措置を取る。
生産現場において品質に悪影響が生じるのは、、製造条件を変更した場合が多く、主に人、材料、設備、方法の「4M」に分類されるという。これら4Mを管理し、変化内容に対して予想される品質への影響を考慮した上で対策を実施し、不具合の発生を防止する。
協力会社との連携強化も重要視する。今後も情報共有や品質レビューを通じ、課題を早期に共有し、解決策を共に考える”対話型のパートナーシップ”の構築を目指すとした。
資材部は、品質、価格、納期、法令順守に関する調達方針を定め、QCDのバランスを高めていくことを重視する。今後の取り組みとしては、自然災害や世界情勢などによる供給停止といったリスクに備えた体制を構築・共有し、安定供給を目指す。グリーン調達も推進する。環境負荷の少ない材料や再利用のできる材料の選定を推進し、持続可能性を高める方針で、「昭電グリーン調達基準第8版」の改訂に向け、見直し中とした。
太田光昭 社長
太田光昭社長は「顧客からの期待も高まっている。納期、価格、品質の三つをしっかりと守り、顧客に喜んでいただくために(協力会社と)一丸となって取り組む」と力を込めた。
(大向琴音)