グローバルの25年度業績は、売上高が前年比12.9%増と2桁成長を継続。中でもコンテナアプリケーション基盤「Red Hat OpenShift」の成長が顕著なほか、AI関連事業も伸び盛りであるとした。
三浦美穂 社長
三浦社長は、クラウドからAIネイティブへの移行が想定を上回るスピードで進んでいるとの認識を示し、その変化に企業が適応するためには、自社でシステムをコントロールする「プラットフォームの手の内化」が重要になると強調した。ハードルとなるのは、長年にわたる外部委託によってブラックボックス化したIT資産だ。この課題に対して同社は、統合開発ポータル「Red Hat Advanced Developer Suite」などを提案。可視化と標準化を推進することで、内製化環境の整備や人材育成を支援する構えだ。
26年度は、変化に強い「信頼あるAI実行基盤」の整備を加速させる。特定バージョンのソフトウェア保守や「Red Hat Enterprise Linux」の技術サポートを期限なく提供する「Red Hat Enterprise Linux Long-Life Add-On」に加え、米NVIDIA(エヌビディア)の基盤上でレッドハットのAIファクトリーを稼働させる「Red Hat AI Factory with NVIDIA」などを提供し、開発から運用まで安心して活用できるAI環境の実現を目指す。