米Red Hat(レッドハット)日本法人は4月15日、AI領域におけるパートナー戦略についての説明会を開き、「包括的なソリューションの提供」「広範囲な顧客セグメントへのリーチ」の二つを軸に協業を進める方針を示した。ディストリビューターやリセラーとの関係深化に向けては、技術・販売支援の強化も打ち出し、パートナーと一体になって国内でのAI活用を加速させる。販売パートナーに対しては、インセンティブの充実、技術支援に関するリソースの強化、見積もりプロセスなど、各種トランザクションの迅速化などを図る。
レッドハットは、自社で直接営業活動を行う売上規模の大きな顧客を「エンタープライズ」と位置付けており、それ以外の幅広い中堅・中小企業を指す「コマーシャル」市場への訴求を、リセラーに期待するという。大都市以外のエリアのニーズも着実に高まっており、販売パートナーとともに市場への浸透を目指す。
SB C&S
永谷博規 専務
SB C&S取締役専務執行役員の永谷博規・ICT事業本部長は、AI基盤の構築から活用までを事前検証できる拠点「C&S AI INNOVATION FACTORY」において、今夏にもレッドハットのAI環境が導入される予定であるとし、「当社のエンジニアが習熟した上で、多くのパートナーにケイパビリティーを伝播していきたい」と語った。
米Red Hat日本法人
三浦美穂 社長
レッドハット日本法人の三浦美穂社長は「日本はレッドハットの中で最もパートナーとのビジネス比率が高い国だ。多くのパートナーと一緒に成長したい」と話した。
(藤岡堯)