年頭所感

【2010年 年頭所感】 リコーテクノシステムズ

2010/01/07 20:37

週刊BCN 2010年01月04日vol.1315掲載

ダントツ CS&CS&CSR

リコーテクノシステムズ
川村收 社長
 2006年から4年間掲げてきたキーワードを2010年も踏襲する。顧客満足(CS)と顧客の成功(Customer Successful)、そして社会的責任の「CSR」を徹底的に追求していく。

 当社のビジネスは、大きく分けて二つ。MFP(デジタル複合機)やプリンタ、コピー機などのオフィス機器に関連する「リコープロダクト(RP)サービス」と、ITソリューション提供の「ITサービス」だ。「RPサービス」では、調査会社のJ・D・パワーアジア・パシフィックの調べで、大企業と中小企業向けカラーコピー機のCS調査でナンバーワンを獲得することができた。また、文書のデジタル化ソリューション「カンタン文書登録」と「カンタン文字認識」の販売は、前年比で30%増で伸びている。2010年はこれらに加えて、プロダクションプリンタやDPO(ドキュメント・プロセス・アウトソーシング)ソリューションも強化し、成長を図る。

 一方、「ITサービス」は中小企業向けビジネスがとくに好調で、インターネット環境の構築・運用保守サービス「NET Begin BBパック Select」は2009年度(10年3月期)上期、昨年同期比4倍の販売を達成した。

 独自の営業支援部隊と全国を網羅するサービス体制を生かした営業、中小企業にマッチした商品がユーザーに受け入れられている。2010年もユーザーの要望にきめ細かく応える商品とサービスを提供し、業績を伸ばしていきたい。
  • 1

関連記事

リコーテクノ SMB市場でITサービス急伸

【2008年 年頭所感】 リコーテクノシステムズ