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<中国・ASEANで儲ける――現地でヒットする商材・ダメな商材>第44回 アジア成長市場への第一歩
2014/08/28 20:29
週刊BCN 2014年08月25日vol.1543掲載
前号までは、ドゥ・ハウスが台湾で海外ビジネスの手がかりをつかむまでの取り組みをレポートした。同社は、将来のアジア華人経済圏への進出を視野に入れつつ、まずは日本企業との親和性が高い台湾市場に進出。台湾への進出にあたってはデータセンター(DC)などを運営するインターネットサービス会社のクララオンラインから支援を受けた。同社が海外進出支援の一環として提供している「アジアビジネスコンサルティング」を活用。ドゥ・ハウスのサービスのローカライズに必要な翻訳会社や中国語によるウェブ制作の会社などを紹介してもらい、海外市場への第一歩を踏み出した。
ソフトにハードを組み合わせる
台湾のベンダーを活用してグローバル市場へ進出する手法は、ほかにもある。例えば、台湾のハードウェアメーカーやEMS(製造受託サービス)ベンダーと組み、ハードを含めたビジネスモデルを構築するアプローチである。
SIerやISV(ソフト開発ベンダー)は、ソフトやサービスが商材であり、一般的にハードは既製品を使う。ところが、中国・ASEANなどのアジア市場では、ソフトやサービスに大きな対価を支払う土壌が依然として希薄な側面がある。成長市場で収益を上げるには、目にみえるかたちで何らかのハードと組み合わせるか、クラウド型の限りなく安いサービスを多くのユーザーに提供する手法が有力だ。そこでのパートナーは、台湾のハードウェアメーカーやEMSベンダーである。(つづく)(安藤章司)
前号までは、ドゥ・ハウスが台湾で海外ビジネスの手がかりをつかむまでの取り組みをレポートした。同社は、将来のアジア華人経済圏への進出を視野に入れつつ、まずは日本企業との親和性が高い台湾市場に進出。台湾への進出にあたってはデータセンター(DC)などを運営するインターネットサービス会社のクララオンラインから支援を受けた。同社が海外進出支援の一環として提供している「アジアビジネスコンサルティング」を活用。ドゥ・ハウスのサービスのローカライズに必要な翻訳会社や中国語によるウェブ制作の会社などを紹介してもらい、海外市場への第一歩を踏み出した。
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