Special Feature

【2024年 新春インタビュー】応研 次世代型カスタムERPで市場拡大を目指す

2024/01/22 09:00

週刊BCN 2024年01月22日vol.1999掲載


――2023年の振り返りを。

 23年はインボイス制度関係の案件がかなり伸びた。特に中堅・大企業向けERP「大臣エンタープライズ」については、案件の数が想定していた以上になり、11月末の段階で、22年の1年間と比較して売上高は2倍超となった。要因としては、これまで進めてきたウェブセミナーなどの取り組みが奏功し、パートナーの間で認知度が上がったことがある。また、業種特化型の事例の横展開が成功した。さらに、DXの前にあるデジタイゼーションと自動化をテーマに掲げ、業務プロセスにつながる提案を進めたことが競合他社と比べた場合の差別化ポイントになった。
 
代表取締役社長 原田明治

――ほかの製品も含めた状況は。

 ペーパーレス化の加速などを通じてスピーディーな基幹業務を実現する「スマート大臣シリーズ」にも多くの引き合いをいただき、「大臣NX/AXシリーズ」も同じように伸びた。当社全体の業績としては好調な年だった。
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