新潟県の某大手SIer幹部の発言です。リプレース需要がすごい。基幹系システムも売れ始めている。だから、いい商材がほしい――。新潟では近年大きな地震が相次ぎ、多くのサーバーが倒れました。その影響もありますが、「売れるERP」がほしいというのです。
この傾向は何も新潟に限りません。全国を取材していて、同じような状況が各地でみられるという印象をもっています。
リーマン・ショックの影響で、企業のIT投資は減退しました。この影響をもろに受けたのが、国内の中堅ERP市場です。しかし、冒頭の幹部が言うとおり、緩やかな景気回復とともに、基幹システムの需要が戻る兆しがみえているのです。
基幹系システムの需要が戻れば、付随するシステムが売れます。この兆しが本物であれば、IT市場が回復することを意味しています。(谷畑良胤)
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リーマン・ショック後の中堅ERP 活力を取り戻したかメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.6.4」より