IDC Japanが、2010年第1四半期(1月-3月)の実績をベースにした国内製品別IT市場予測を発表しました。
10年はハードウェア市場が前年比2.3%増の5兆1892億円、パッケージソフトウェア市場が前年比0.6%増の2兆2075億円。サーバーやPCの買替え需要が復活し、DBやERM、BI、OS、仮想化ソフトなどの需要が戻ってきていることを「微増」の理由として挙げています。
ハードに関しては、今後も厳しい状況が続きそうですが、ソフトに関しては、仮想化ソフトが非常に注目を集めていますし、BIツールもモバイル対応が進み、活用できる端末が増えています。企業の情報活用への投資が進めば、大いに期待がもてそうです。(鍋島蓉子)
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IDC Japan、2010年のIT市場予測調査、3年ぶりのプラス成長見込むメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.7.22」より