IDC Japan(竹内正人代表取締役)は、国内仮想化サーバー市場調査結果を発表した。

 仮想化サーバーとは、仮想化環境を構築するために出荷された物理サーバーを指す。調査結果では、仮想化サーバーの2009年下半期(6月ー12月)出荷台数実績は、前年同期比9.2%増の6万7813台だった。サーバー全体は前年同期比14.4%減とマイナス成長に終わったが、仮想システムを構築するためサーバーは、大幅に伸長した。

 福冨里志・サーバー・リサーチマネージャーは、「仮想化サーバーを導入する企業のすそ野が広がり、大企業から中堅企業、首都圏所在の企業から地方所在まで拡大している。ハードコストや保守コストを削減したいユーザーや、レガシーシステムを延命させることで新規システムの開発や移行を回避したいニーズが、仮想化サーバー市場を成長させた」と説明している。

 今後の見通しについても、IDC Japanは高成長を予測。09年ー14年までの年平均成長率(CAGR)は15.9%を見込み、14年の出荷台数は14万1878台とした。その結果、14年の全サーバー出荷台数に占める仮想化サーバー比率は24.7%になると予測した。

国内仮想化サーバー市場の出荷台数実績および予測(出典:IDC Japan)